こんにちわ地球さん

どうにでもして〜!

萬波ユカ

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萬波ユカ、という名前のモデルさんを最近知った。ちょっと昔の川本真琴に似ている、と思った。

先日池袋で約束があり、時間に遅れそうだったため、慣れない池袋駅の構内をキョロキョロしながら早足で歩いていると、このポスターが目に入った。

ふむ…。僕は気がつくとポスターの前に仁王立ちしていた。口を尖らせ、顎を摩りながら女性の顔に見入った。まるで中尾彬だった。中尾彬が借金のカタに売り飛ばされた生娘を品定めする時の顔だった。

この女性は誰だろう。見ると隅に「カール・ラガーフェルド」と書いてある。よく知らないけど、めちゃくちゃ有名なデザイナーじゃなかったか。その世界的な人と、記念写真かのようにただ並んだ、飾り気のない写真がこうしてポスターになっている。この女性、何者なんだろうか。美しい。志乃のように美しい。

そこではたと、約束の時間が迫っていることを思い出した。僕はポスターを写真に撮り、走り去った。

その後調べてみると、話題の新人モデルだということが分かった。

 

 ああー、そうか、三白眼か。三白眼……困ったな。

2015年に事務所に入り、デビュー2ヶ月でパリコレ出演を果たした、という華々しすぎる経歴の持ち主だった。モデルを始める前は、1年ほど看護師をしていたらしい。パリコレクラスの人間が一般の生活してるって、側にいる人たちはどんな感じなんだろう。リアルに遠近感狂うぐらいのバランスをしていると思うのだが。

 

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ちょうど今発売中のSPURの表紙が萬波さんだったので、ペラペラとめくってみた。SPURによると、表紙を日本人が務めることは随分久しぶりらしい。あと、「かわいい」はやめられないらしい。

 

spur.hpplus.jp

 

それから、萬波さんが好きな漫画を紹介するコラムも連載なさっている様子。webにバックナンバーが載っているので見てみると、かなり幅広く読まれるようで、純粋に漫画が好きなんだろうなという印象。サブカルいけるクチか。ははぁ、これはなかなかだな…。

 


MODEL BEHAVIORS トップモデルにインタビュー【GIRL OF THE MONTH】

 

 こうなると、話す時の様子が見たくなるのは自然なことだと言える。検索すると幾つかヒットした。便利な時代だなほんと。さて上の動画を見てみると、デビュー1年とは思えないほど堂々とした受け答えをしていた。というか、下手すると鼻につくぐらいのびのびと楽しんでいる。なるほどですね〜。

 

ここまでリサーチしてみての僕の感想としては、可愛いけれど、熟れてる感じがしゃらくさくて、まだ様子見という感じ。

でも、これは推測の域を出ないのだが、僕はきっとこの人のことがもう好きなんだと思う。大体分かる。

そして彼女はきっと近いうちに映画に出演するし、演技で成功するかはもちろん分からないけど、ある程度は熟すんだろう。当然並行してCMも増えるし、そのうちスカパーあたりの音楽番組のMCも担当するようになって、気づくとめざましテレビの“この人が今めざましい”みたいなVTRコーナーで軽く密着されて、あれよあれよと情熱大陸なんでしょう。2019年には新装した渋谷パルコで展示会もするし、蜷川実花もなんか知らないけど出て来るし、26歳ぐらいでいきなり38歳ぐらいのデザイナーと結婚して、時々日本で活動する野沢直子スタイルで暮らしていくはずだ。

ま、後半は適当だけど、岡崎京子の漫画に出てきそうな顔してるからあながち間違ってないかもしれない。 

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