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どうにでもして〜!

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を見た

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劇場上映が最終日となる3月25日(金)に、TOHOシネマズ新宿の深夜0時の回で「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」をキメてきた。

ギリギリ劇場で見ることができてよかった。

そして面白かった!

ということで感想を。


当日20時頃、会社で仕事しているとSW好きの上司に「俺今晩観に行くよ」と声を掛けられ決心がつき、席を押さえて新宿へ。ほぼ満席だった。

 f:id:shirumono:20160331124517p:imageロビーで初めて「ヒメアノ〜ル」の予告見たけど見なかったことにした

TOHOあるあるなんだと思うけど、上映前の予告とアナウンスが20分ぐらいあって驚いた。でも公開時に批判されていた、SW衣装を着た「ワンピース」一味の煽りムービーが見れて良かった。確かにムカつきそうこれ。

そんな感じで、思ったことをまとまりなく羅列していく。

■クラシック感最高!ていうか安心した

f:id:shirumono:20160331103327p:plainEP7に出てくるスピーダーという乗り物

 99年公開のEP1は初日初回に並び、猫背で突っ立ってる姿が地元の夕刊に写っていたという思い出があるのだが、まぁ世間の評価同様にいまいちで、その後のEP2、3を去年まで見ずにいたぐらいにはプリクエル3部作(EP1〜3)に乗れなかった。

特にCG過多とライトセーバーの安売り感が許せなくて、四刀流のロボが出てきた時には頭を抱えた。砂漠地帯のCGは、スクウェアを傾かせたあの世紀の失敗作を思い出して悲しくなるから嫌なんだ…。

f:id:shirumono:20160331101330p:plainEP3?(忘れた)で披露されるグリーヴァス将軍の四刀流

 ライトセーバーは特別なものという勝手な思い入れがあるので、こんなダサいやつに、しかも四本も振られたのでは価格破壊だよほんと。プリクエルではジェダイもたくさん出てきてみんなブンブン振るので、シンプルに、「やめて」と思った。

しかし此度のEP7はライトセーバーの出番がセーブされている(というか展開上、そうなる)。そして何より、プリクエルの反省を活かしリアル撮影にこだわったそうで、その手触り感に満足した。上のロボ(蔑称)みたいなテカテカ描写が嫌いで、EP7ではちゃんと汚れとか実物感が表現されていて、安心して観れた。宇多丸も言ってたけど本当、JJありがとう。

■ヒロインがかわいい

f:id:shirumono:20160331101606j:plainEP7〜9の新たなヒロイン・レイ(右)

 世界の物事の基準が「女性」である僕にとって、これだけで作品全体が合格点いきそうなぐらい魅力的だった。欽ちゃんの仮装大賞で言うと12点ぐらい。ヒロインが登場するなりあと3点ぽっちで合格なんだから、この後はもう黙っていても、きっとおヒョイさんかファンファンあたりが加点してくれる。

■カイロ・レンの魅力

f:id:shirumono:20160331112428p:plainダース・ベイダーを継ぐメイン悪役のカイロ・レン

 ダース・ベイダーは師匠のオビ=ワンにダルマにされて溶岩にぶちこまれたからあの身体とマスクだったんだけど、何故かカイロ・レンは健康そうなのにマスクしてて、お陰で「声がモゴモゴ」している。ダース・ベイダーに憧れてるだけだとしたら、宇多丸の言う通り愛すべき中2君なんだけど、その辺りの設定はまだ不明なのでいいとして、彼のマスクを通したロボ声というか、ノイジーさ加減はものすごく好みだった。ずっと聞いていたい。

で、カイロ・レンは序盤、自分に向かって撃たれたレーザーをフォースで空中停止させるシーンがあるけど(上の画像)、これが格好いい。強くて悪い奴だ、という印象を序盤のシーンで受ける。でもその後は「してやられる」シーンが多くて、実はそこまで強くない。観た直後まで拍子抜けだな、と思っていたが、この未完成さが魅力なんだと気付いて好きになれた。

カイロ・レンは劇中でマスクを脱ぐが、中身は長髪の甘い顔した若者で、レイたちと共にこれから成長していくんだから、まだ未完成で良いのでした。動き方にも若さがあって、ダース・ベイダーはどっしりしていたけど、カイロ・レンは肩を揺らしてオラオラ歩く。これも格好よかった。十字のライトセーバーはまぁ、いいんじゃない?という感じ。

 

 

ああ、ついあれこれ書きたくなってしまう。続きます。