同人漫画入稿のお知らせ
同人漫画を描き終えた。
■結果報告
ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」を元ネタに、4コマを計8本描いた。
描き終えたというか正確にはタイムアウト。ベタ塗もできず上のように白いまま入稿という顛末だった。冨樫気取りかよ。1ページに4コマ2本を4ページ、+表紙のトビラ1ページの計5ページを描いた。しかしトビラは文字のみというズルをしている。
■進捗報告
2月3日
日記に「全く進んでいない」と書いた通り、締切が2月12日と迫る中、この時点ではほとんど何も作業は進んでいなかった。ネットでアニメ版を数本見てみたり、コミカライズ版の試し読みを漁って、どんなネタが描けるだろうか、とぼんやり考えるぐらい。
4コマにするのか普通のコマ割りにするのかすらも迷っていた。13年末にも同じ友人の同人誌にまぜてもらったが、その時も4コマ(計3ページ。ネタはシュタインズ・ゲート)だったので、ステップアップしたい思惑もあった。それ以来一切描いてなかったくせに厚かましい。4コマは普通のコマ割りに比べて下手さの言い訳が効くし、終わりそうになければ最悪4コマの本数を減らすだけで強引にまとめられるので、本当に便利なシステムだと思う。
2月8日
結局時間もないので、コマ割りを考えなくて済む4コマを選択。4コマなんだけど、1つのストーリーが続く連作タイプのもの。話の筋として、クールなアイドル・渋谷凛が、手術を嫌がる入院中のファンを励ましに行く、というベタな設定を考えた。大手スポンサー重役のご子息・たかし君という見知らぬ人が彼女のファンで、会社の都合上仕方なくたかし君を励ましに行くのだが、たかし君は実はいい歳したキモオタ。うろたえながらも、次の総選挙で1位になったら手術受けてくれる?と励ます凛だったが(渋谷凛は実際に選挙企画で1位になったらしい)、キモオタの返事は極小マイクロビキニを着て見せてほしいという荒唐無稽なお願いで、結果的にスポンサーの権力に負けて極小マイクロビキニを着る凛。そのいやらしい格好を目の当たりにしたキモオタは衝撃で絶命、というオチ。
勢いでネームまで描いたが、あとから読み返したら全く面白くなくて全ボツに。ネームとか全ボツとか、締め切りに追われて焦るとか、まるで本物の漫画家のようで胸が踊る、ということを1人で勝手にやっている。
2月11日
締め切り前日の祝日。その後、ネタを4 ページ分無理矢理揃えた。
描いていると、この同人サークルをまとめてる友人からLINE。
「描いてる?」
「うん、今頑張ってる」
「本当の締め切りは21日だから、頑張って」
「ふおおおおお!」
と変態仮面よろしくエクスタシーの咆哮をあげた僕は、再びネームを全ボツにした。
〜2月20日
ちょこちょこ時間を見つけて描いていく。
渋谷凛にセクハラをはたらく人物をプロデューサー(上図のキャラ)に変更した。これはmebaeさんというイラストレーターがTwitterに上げていたネタを見て思い付いたものだ。
しぶりんは優しい子(我々の業界ではご褒美です。) pic.twitter.com/2ywmBuWlZn
— mebae (@mebaeros) February 6, 2015
こういうのを格好つけて言うとインスパイアだかピンクスパイダーだか、「行きたいなぁ」だか「翼が欲しい」だか言うのかもしれないが、一言で言ってパクリである。翼が欲しい…。
当たり前だけど、キモオタとか、自分でイチからキャラ作るのはとても難しい。あと下流出身の僕には下ネタ抜きも本当に難しい。団地育ちなので下ネタ以外の笑いがわからないのである(差別発言)。実際、漫画にはちんぽまで描き、友人にモザイクをかけさせるという手間を取らせてしまった。この世はとかく生き辛い。
そんなこんなで制限時間いっぱいとなり、色付けできないまま提出。次はもう少し、お目汚しにならないレベルのものにできるよう励みたいです。
2月28日
サンシャインクリエイション2016 Winter
そして今日、即売イベントです。今電車に乗って向かっているところです。